徒然草

2014年12月13日

84bbd151.jpg門前仲町駅を降りてすぐのところに
成田山東京別院深川不動堂がありますが
“人情深川ご利益通り”と呼ばれる参道に

「小磯象牙店」

という古くて風情ある小さな店があります

入口の象の像にも魅せられてつい店に
入ってみました

高齢の店主らしい男性がいましたが、
一見(いちげん)の冷やかしだと
見抜かれたのか相手にもされず
店主はご近所の親しい友達らしい人と
お茶を飲みながらずっと話をしています

おかげでそこらじゅうにある商品を
くまなく見てまわることが出来ました

加工していない象牙が床に無造作に
置かれてあるのを避けながら
いろいろ取り揃えてある根付けを見たり
縁起物の商品をじっくり眺めたりして
いい目の保養となりました

透明な箱に入れられた商品のなかには
洒落のきいた題が付けられていたりもして
これがなかなか面白い!例えば、

「天狗のゴマすり」
天狗さまが座って擂り鉢を両足に挟み
擂り粉木でゴマをする光景が可笑しい

「犬猿の仲良し」
仲が悪いはずの犬猿が仲良く
じゃれあっていて微笑ましい

試しに値段を聞くと掌に納まる大きさながら
180,000円だそうな!

象牙だから仕方がないが衝動買いするには
ちとばかり値が張る

お不動様の縁日にでもまた訪ねてみよう


今日も一日
みんな?
笑って
微笑んで


2014年12月12日

944bc0d0.jpg「 アリババは今年9月、
  米ニューヨーク証券取引所(NYSE)で
  史上最大規模となる250億ドル
  (約2兆9000億円)の新規株式公開を達成。
  マー氏の資産総額も195億ドル
(約2兆2500億円)に増幅した 」
   ( msnのニュース記事より転載 )


一挙に中国一の富豪になったマー氏が
メディアに対して中国一の富豪に
なったことは“無意味”であり苦痛である
と述べていました、特に印象に残ったのが

「 私が最も幸せだった日々は、
  月に90元(約1700円)を
  稼いでいた頃だった 」

というマー氏の言葉です

年末ジャンボ宝くじの当選を願って
買い求めている人達も少なからず
おいでだと思います

宝くじを買わない(買えない?)私には
宝くじに当たる幸運(あるいは不幸)は
決して訪れませんが、マー氏が
回想している言葉を私なりに解釈すれば
額に汗して働いている、そのときこそ人は
最も幸せである

と、富豪にも億万長者にも縁のない私に
確信しています

年末年始の宝くじに当たらない
大多数の人達は幸せな人です
(車にも当たらないようにお気をつけ下さい!)


今日も一日
みんな
笑って
微笑んで


2014年12月07日

c9547a2b.jpg「 スミレとタンポポと
  どちらの方が
  値打があるか、
  考えてみよう 」

     (『和田重正 日めくり 』より )



スウェーデンのストックホルムでは
今年の授賞式の行事がちょうど始まる
時期になりましたね

DNAの二重らせん構造を発見して
1962年にノーベル医学賞を受賞した
ジェームズ・ワトソンが自身のメダルを
競売にかけ5.7億円で落札された
という報道を読んで驚きました

ワトソン自身は収益の一部を寄付するとも
書いてありましたが、売る人も売る人なら
買う人も買う人だと苦笑してしまいます

昔、ビールの王冠を胸につけ得意になって
遊び興じていた私ではありますが
成人して大人になったからと言って人は
賢くなる訳でもなく愚かになることも
あるのかも知れません

履歴書には
常に“賞罰なし”と書くしかなかった私は
ビールの王冠を胸に輝いていた幼い頃を
思い出して長閑な週末を楽しみます


今日も一日
みんな
笑って
微笑んで

追記:

日本人で今年ノーベル賞を授賞する
赤崎勇さん、天野浩さん、中村修二さん、
おめでとうございます

僭越ながら、
お三方には、私からビールの王冠メダルを
授与させていただきます


2014年11月25日

f2007443.jpg「 寝てるときに起きて仕事をしてて
  起きてるときに寝て仕事してないもの
 何~だ?」

「 お店のシャッター!」


大正8年(1919年)創業でもうじき白寿を
迎える老舗の肉屋が町田にあります

炭火焼きの焼豚で有名な店で確かに美味いし
店の看板おばちゃん達も元気で愛嬌がある!

すっかり流行作家になった三浦しをんの
作品「まほろ駅前多田便利軒」が
数年前に映画化され私も観ましたが、
映画の中で事務所になっている建物も
この肉屋のすぐそばにあります

今回、
たまたま近所を通りがかったので焼肉でも
買って帰ろうかと思いましたが残念ながら
店は閉まっていました

その代わり、こんなに愛嬌ある絵が
シャッターに描かれているのを発見しました

どの街にもある商店街がシャッター通りにならず
絵でも和ませてくれるくらい元気な商店街で
ずっとあって欲しいと、ふと思いました

皆さん、
是非とも地元の商店街を応援しましょう!


今日も一日
みんな
笑って
微笑んで


2014年11月21日

0badeacf.jpg「 大きな角をした荷を引くトナカイ
 角は背中の上まで伸びていた
 黒いトナカイ
 最初の一キロは
 トナカイの頭を後ろに
  引っ張っておこうとした
  でも手をゆるめると
  トナカイは頭をもたげ
  すると周りに雪が舞った
  トナカイは叫んだ:
  走らせろ 走らせろ
  もし俺についてこられるものならば
  皆は道端のように取り残された 」

( 「荷を引くトナカイのヨイク」伊勢丹HPより )


今月の新宿伊勢丹店前のギャラリーは
とても充実した内容になっています

太陽の新生を祝う“冬至祭”がキリスト教に
取り入れられクリスマスの行事が
生まれてきたとはよく知られていますが。。。

クリスマス・シーズンが近づいた今
新宿伊勢丹店前のギャラリーには
北欧先住民族サーミ(Sapmi)の人々と
彼らの無伴奏の民族音楽ヨイク(Yoik)が
絵本作家ミロコマチコさんの作品を通して
展示されていて一見の価値があります

新宿まで足を伸ばせない方もご安心下さい
伊勢丹HPを訪問したらギャラリーが見られます
加えてヨイクの歌声までお聴きになれるように
なっています

唄われている言葉も内容は分かりませんが
じっくり耳を傾けていると一年に200日以上
雪に閉ざされた激寒の地に永く生き延び
万物に宿る精霊を信仰してきたサーミの人々の
自然と生き物を謳歌するかのような
独特な力強い声がしみじみ伝わってきます

ギャラリーを眺めながらヨイクを聴いていて
私はもう見ることの出来なくなった
アイヌの人々の暮らしとカムイユーカラを
ふと思い浮かべてしまいました

トナカイ遊牧を続けるサーミの人々が
八つの季節「春冬」「春」「春夏」「夏」
「秋夏」「秋冬」「冬」を区別しながら
極北の厳しい環境に適応して生き延びて
きたことも今回初めて知りました

いったい彼らはいつまで彼らの暮らしを
守り継いでいくことが出来るのか?

これでもかこれでもかと地球を痛めつけ
環境を破壊し傲慢な暮らしをしてきた
私たちが答えなければならない問いだと
私は感じています

“Life is a Gift”
(せかいのすべてが、おくりもの)

と綴られた旗が展示とともにはためいて
いましたが

生きとし生けるものの多くの“贈り物”を
横取りし続けてきた私たちがそれを
彼らや地球にお返しすることが本当に
出来るかどうかが問われています


今日も一日
みんな?
笑って
微笑んで