徒然草

2015年01月02日

a963b5ec.jpg「 鶴ハ千年、
 亀ハ万年、
 我れハ天年 」

(仙がい義梵(せんがいぎぼん))


福岡出身の私にとっては
太宰府天満宮は幼い頃から何度も
初詣に参った懐かしい場所です
学問の神様として有名な菅原道真公も
ご利益があったのか心細い限りですが
ずっと身近な存在でありました

上京してからも名物「梅が枝餅」を
見かけると甘いもの苦手なはずが
ついつい衝動買いをしてしまいます

ですから東宰府である亀戸天満宮に
今まで一度も参っていなかったのは
両手落ちに近く恥ずかしいことでした

さて、

亀戸天神社の参道の真ん前に

「 鼈甲イソガイ」

という鼈甲専門店があります

大正三年(1914年)に生まれ13才で
丁稚奉公を始めた磯貝庫太さんが興した店で
今では親子孫三代で製造販売する店です

私が訪ねたときにはお孫さんが接客を
していました、天満宮参拝者にも
買い求めやすい手頃な値段の根付けや
銭亀のお守りから、本格的な櫛(くし)、
簪(かんざし)、種々のアクセサリーが
さまざま取り揃えてあります

お孫さんの話によると初代庫太さんは
101才になる今も矍鑠(かくしゃく)たる
もので元気に仕事をしているとのことです

面白かったのが、
長年、鼈甲細工をしていて細かい鼈甲を
吸い込み続けてきたのが長寿の主な理由だ
という説明でした

確かに鼈甲は漢方薬にも使われるくらい
だからそういうものかと感心いたしました

正月三が日ということで今日はめでたい
ご長寿の話題を載せてみました


今日も一日
みんな?
笑って
微笑んで

蛇足:

私自身は
仙がい和尚の言葉にあるように
鶴亀ほどに千年万年生きずとも
我が寿命の天年をまっとう出来れば
万々歳であります


2014年12月28日

02d91317.jpg「 おお 汝よ
  かく知るべし
  つつしみなきは
  あしきことなり
  むさぼりと
  不法(つみ)とをして
  ながく爾(なんじ)を
  くるしみに
  陥らしむるなかれ 」

     (『法句経』 248番 )



B級グルメの飲み助なら泣いて喜ぶ
激安の立飲み屋があってその店前に

「 立ち飲み放題始めました
  制限時間5分 お代250円 」

と書かれた看板が掲げられていました

酒が好きで好きで死ぬほど好きな人なら
制限時間が5分であろうが何杯でも
酒を飲むことができるかも知れませんが
本当に酒を味わえるのかは甚だ疑問です

“腹も身の内”

飲み放題だからと暴飲暴食をして身体を
壊したら元も子もありません

「 健康になるんだったら死んでもいい 」
( 飲めるんだったら死んでもいい )

というブラックユーモアは漫才の世界だけの
話にしておきたいものです

飲み食いに限らず世の中を見渡せば

「〇〇放題」

という宣伝文句、悪魔の誘惑が
ありとあらゆるところに溢れています

皆々様、くれぐれもご注意下さいませ


今日も一日
みんな?
笑って
微笑んで


2014年12月26日

9481834d.jpgとうとうスマホを購入してしまいました

自宅にはデスクトップPCがあるし、
モバイルPCも来春には購入予定だから、
スマホはどう考えても必要ない

だから携帯はずっとガラケーで行こうと
決めていたのです

しかし
六年間使ってきたガラケーがすっかり
ぼろぼろになって故障しがちになり
修理対象機種からも除外されたため
安いガラケーがないかと探していたら
廉価なSIMフリースマホを見つけてしまい
つい買ってしまったわけです

まだ一日しか触ってはいませんが

スマホは“情報収集”の道具としては
優れた機能が揃っていてcoolだが
“情報創造”の道具としては課題が多い

という印象が私にはあります

大袈裟かも知れないが
スマホに淫するとバカになる

という気が私はします

この印象が間違っていることを
切に希望しますが、私としては
“情報創造”のため手書き用ノートや
画帳を常にそばに置くことでスマホを
補完して行こうと今は考えています

筆がペンや鉛筆に変わるだけでも
私たちの考えは変わっていきます

手に入れたスマホとの関係構築の
試行錯誤はしばらく続きそうです


今日も一日
みんな
笑って
微笑んで


2014年12月20日

4774c74c.jpg2014年12月20日

東京駅は開業百周年を迎えました

今回、記念Suicaが発売されるということで
世の中は大騒ぎしているようですが
それよりも疑問だったことが氷解したのが
私にはとても嬉しいのであります

東京駅は辰野金吾が設計したものですが
丸の内駅舎ドーム天井は八角に造られ
八つの干支レリーフが施されています

ここで生じてくる疑問は施されなかった

子(ネズミ)、
卯(ウサギ)、
午(ウマ)、
酉(トリ)

の干支がどうなってしまったのか?
ということであります

どうやらこれは、
故郷であった佐賀県に辰野が設計した

武雄温泉楼門(佐賀県武雄市)に

そっくり四つの干支レリーフが
施されていたらしいのです

丸の内駅舎ドームの八角形と
武雄温泉楼門の四角形とで
上手く十二支が揃う計算になります

なるほど、面白い!面白い!

辰野が後世の人びとに遊び心で
謎かけとして仕掛けておいた
のかも知れませんね

めでたし!めでたし!

さあて、これから百年後の
東京駅開業二百周年記念日

2114年12月20日

はどんな日本になっているのでしょうか?


今日も一日
みんな?
笑って
微笑んで


2014年12月14日

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JR亀戸駅前を歩いていてみずほ銀行で
面白いものを発見しました

「三代歌川豊国浮世絵ギャラリー」

地元に縁のある
三代歌川豊国(五渡亭)と白浪波五人男、
五ノ橋、さらにゴレンジャーまでが
五尽くしでつながっているという
解説つきの三代歌川豊国ギャラリーで
浮世絵も迫力があってとても面白かった!

読者の方はこのあたりの歴史やつながりは
よくご存知でしょうか?

“知らざあ、言って聞かせやしょう”


さて、
三代歌川豊国は江戸末期の浮世絵界を
代表する絵師で流行に敏感で
一世を風靡し大人気を集めたことで有名です

ギャラリーの説明を読むと豊国は
本所五つ目に生まれ、五つ目の渡し
(現五ノ橋)の渡し舟の株を持って
この地に住んでいたそうです
それで五渡亭とも呼ばれていたのです

その五渡亭と親交のあった河竹黙阿弥は
五渡亭の作品から着想を得て
白浪五人男を書いたと説明にあります

さらに、白浪五人男を初演したのは
十三代市村羽左衛門で、のちに
五代尾上菊五郎になります

ここにも五尽くしが続いています!

さらにさらに、ゴレンジャーは、実は
白浪五人男を真似てつくられたとの
説明までありました!

面白い!面白い!

いつの時代も、
現在は過去と深くつながり、
過去は現在と深くつながっている
ものなのです


今日も一日
みんな
笑って
微笑んで