2014年12月05日

1443f332.jpg「 風さそふ
  花よりもなほ
  我はまた
  春の名残を
  いかにとやせん 」

     ( 浅野長矩 )


「 あら楽し
  思ひは晴るる
  身は捨つる
 浮き世の月に
  かかる雲なし 」

     ( 大石内蔵助良雄 )



世の中にアイデア商品は数多ありますが

「切腹最中」

という名前のちょっと物騒でドッキリする
和菓子があります

実物を見たらなるほど!

と納得してしまう最中です

アンコが最中に入りきれないほどあって
中から飛び出しているところから
こんな名称が出来たのかと知って
つい笑わされてしまうほどで愛嬌があっていい

甘いものがからっきしダメな私には
こんな大量のアンコは食べられませんが
甘いものに目のない人には
きっとたまらないに違いありません

今は昔、
お土産にと買い求めてお客様に差し上げて
とても喜んでいただいた記憶が蘇りました

実はこの愉快な最中を造っている
東京は港区新橋にある和菓子屋

「新正堂」(大正元年(1912年)創業)

は他にも面白い名称の和菓子を数々
考案して販売をしています

しかし私にとってはこの最中が
一番インパクトがあって忘れられません

甘いもの好きの方々は“自腹”を切って
一度食べてご覧になりませんか?


今日も一日
みんな
笑って
微笑んで


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