2014年10月31日
「 仏教の西方浄土信仰がそうです。
落日を拝んで浄土を想(おも)い、
悟りに達する日想観(にっそうかん)も
その一つです。
(中略)
これは西欧でも同様で、ケルト人の考えた
楽土「常若(とこわか)の国(ティル・ナ・ノグ)」
も西にある。
ケルトの神話は、一年中果実が実り、
人々はいつまでも若く美しい
「常若の国」が、アイルランドの
遥(はる)か西方にあると伝えています。」
(『ひらがなでよめばわかる日本語』中西進「ひがし にし」53~55頁より)
ハロウインなる行事がいまやバレンタインを
抜いて国内一番の売り上げになっているとの
報道がなされていました
商売にもメディアにも縁のない私には
猫も杓子も仮装して大騒ぎをしながら
街中を練り歩いている姿はどうみても
踊る阿呆というより踊らされている阿呆に
見えて仕方がありません
クリスマスの晩に酔って散財しケーキを
買って千鳥足で家路に向かっていた
昭和の親父さん達そのものを見るようで
私には哀れな姿に映ってしまいます
もともとハロウイン(万聖節)とは
古代ケルト人の宗教行事だったようで
米国経由ですっかり変わり今日の
日本の大騒ぎにまで至っているようです
秋の収穫、豊穣に感謝しての秋祭りならば
私も喜んで参加したいものですが
今は蒸かしたホクホクのかぼちゃを食べて、
かぼちゃを真似て遊んでみた柿を食べて
実りの秋に静かに私は感謝を捧げます
今日も一日
みんな
笑って
微笑んで
落日を拝んで浄土を想(おも)い、
悟りに達する日想観(にっそうかん)も
その一つです。
(中略)
これは西欧でも同様で、ケルト人の考えた
楽土「常若(とこわか)の国(ティル・ナ・ノグ)」
も西にある。
ケルトの神話は、一年中果実が実り、
人々はいつまでも若く美しい
「常若の国」が、アイルランドの
遥(はる)か西方にあると伝えています。」
(『ひらがなでよめばわかる日本語』中西進「ひがし にし」53~55頁より)
ハロウインなる行事がいまやバレンタインを
抜いて国内一番の売り上げになっているとの
報道がなされていました
商売にもメディアにも縁のない私には
猫も杓子も仮装して大騒ぎをしながら
街中を練り歩いている姿はどうみても
踊る阿呆というより踊らされている阿呆に
見えて仕方がありません
クリスマスの晩に酔って散財しケーキを
買って千鳥足で家路に向かっていた
昭和の親父さん達そのものを見るようで
私には哀れな姿に映ってしまいます
もともとハロウイン(万聖節)とは
古代ケルト人の宗教行事だったようで
米国経由ですっかり変わり今日の
日本の大騒ぎにまで至っているようです
秋の収穫、豊穣に感謝しての秋祭りならば
私も喜んで参加したいものですが
今は蒸かしたホクホクのかぼちゃを食べて、
かぼちゃを真似て遊んでみた柿を食べて
実りの秋に静かに私は感謝を捧げます
今日も一日
みんな
笑って
微笑んで