2014年10月29日

3edd4a55.jpg「女は三界に家なし」
「貞女は屏風に見(まみ)えず」
「 直(じか)に冠を被(かぶ)らず 」
「 おでんに靴を履かず 」


古今亭志ん生絶頂期の「風呂敷」(1955年)を
久しぶりに聴きなおしました

無駄の全くない台詞、練りに練られたクスグリ
飄々とした語り口、落語ってやっぱり
志ん生だよなあとほのぼのと笑い
登場人物の顔まで見えて最後は大笑いして
しまいました

志ん生はどのようにしてくすぐりを
考え出すのだろうかと私は気になります

いま、NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」
が放映されていますが志ん生を真似て
私もひとつ作ってみました

「 杉樽はオークにおよばざるがごとし 」

ウィスキーは杉樽ではなくてオーク樽で
作ったものでなきゃという意味です

ああ、やっぱり私には難しすぎます


今日も一日
みんな
笑って
微笑んで

追記:

釈迦に説法ですが、志ん生がくすぐりに
使っていたもとのことわざは以下の通りです


「 女三界(さんがい)に家なし 」
「 貞女は両夫(りょうふ)に見(まみ)えず 」
「 李下(りか)に冠を正さず 」
「 瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず 」


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