2014年06月30日

8d0855a3.jpg蒸し暑い今日この頃、そろそろ蚊取り線香の
必要な少し鬱陶しい季節がやってまいりました

蚊といえば
今はもうすっかり見ることのなくなった蚊帳
幼い頃は夜蚊帳に入るのが楽しみなものでした

朝起きると外した蚊帳を海の波に見立てて布団で
泳いでじゃれあったりして遊んだ記憶も蘇ってきます

さて、
蚊取り線香ですが昔は蚊遣り線香と呼ばれていたのは
ご存知でしょうか?

蚊のあの羽音を聞いたら親の敵と追い回し
殺生せずにおくべきかという殺気が
蚊取りという文字にこめられているみたいで物騒です

それに比べ、蚊遣り線香は蚊を殺すのでなく
あちらに遣るというところが奥ゆかしくて
情緒があると思うのですが。。。

でも、
あのブーンという羽音を立てて飛んできたら
思わず蚊を叩き潰したくなるのも確かに人情です

実はこの蚊、刺される前はさて置き目の前で
刺されているのに気がついたらそこで慌てて
叩き潰すより吸い終わって蚊が飛び立つまで
待った方が痒みはずっと少ないんです

血液が固まらないよう蚊が使っている液体が
痒みの原因で、吸血し終わったら
蚊はその液も一緒に抜き取って飛び去るので
結果的には待つ方が痒みが少なくなるという訳です

一滴でも我が血が採られるのは我慢ならぬと
血の気が多い方々は蚊に布施でも施している
とお考えになれば精神衛生上いいかも知れません

それに、人間を刺すのはメスの蚊だけなんです
美人の蚊への貢ぎ物だと思えば男性陣の
腹の虫は多少はおさまるかなあ?


今日も一日
みんな
笑って
微笑んで


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