2013年10月24日

f0df74ee.jpg「 太陽にとんぼが飛んでいる
  子供は太陽を見て言っているのだ
  きらきら光る超次元の知恵で
  まっすぐに太陽を見ているのだ 」
     (村上昭夫)

秋晴れの穏やかな午後、公園のベンチで村上昭夫の詩集を読んでいたときのことです

「こ、ん、に、ち、は~」

幼い男の子が、私の横に空いている椅子まで駆け寄ってきて、突然に声をかけてきました

たどたどしいけれどはっきりした挨拶に不意をつかれましたが、とても嬉しくなりました

追ってきた父親が「お邪魔しました」と謝りますが、とんでもない、私もしゃがんで、男の子に「こんにちは~」と微笑み返します

昔、山歩きをして日暮れどき里に下りてきたとき、すれ違いざま「お帰りなさい」と地元のお婆さんに声をかけられたときのことを思い出しました

ささやかなひとことの挨拶にも想像を遥かに超える力があるものですね

「愛語よく廻天の力あることを学すべきなり」

慈愛あふれる言葉には大宇宙を揺り動かす力があると道元は著しています

私も心を込めてブロ友さんに

「おはようございます心穏やかな一日になりますように


今日も一日
みんな
笑って
微笑んで


トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字