2013年01月26日

6209e317.jpgおはようございます

今朝は鳥のさえずりで目が覚めました


さて、楽しみにしていた「白隠展」(Bunkamura ザ・ミュージアム)を観てきました

ゆっくりたっぷり二時間半あまり白隠の作品とともに過ごすことが出来て嬉しかったなあ良かったなあ

想像を絶する修行をして弟子にも厳しく指南した禅僧とは思えない柔らかで温かい(時には滑稽なものあり)作品ばかり

鮮やかな朱色の衣に身を包んだギョロメの達磨を描いた最晩年の作品「半身達磨」が一番気に入りましたが、百点を越える作品それぞれに惹きつけられました

昔、古本屋で見つけて手に入れた『夜船閑話』が私の白隠禅師との出会いなのですが、沢山の禅画・墨蹟を目の当たりにして禅師がより身近な存在となりました

会期中にもう一度ぶらっと禅師に会いに行こうと思っています



今日も一日
みんな
笑って
微笑んで

余録:

墨蹟のなかで印象に残ったもののひとつが

「暫時不在如同死人」


本心が一瞬たりとも留守になることは死人となることと同じことだ、いう激しい教えのようです(白隠は師の正受上人譲りの厳しい指南で有名でした


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