2013年01月22日

018fdcee.jpg均整のとれた美しい身体の関取だった大横綱大鵬が亡くなりました

数々の輝かしい記録の金字塔を打ち立てて引退、その数年後若くして脳梗塞を患い、奥様の献身的な支援を得ながらリハビリに努め、多くの後進力士たちを育成

晩年は身内や大鵬部屋の不祥事続きで人には言えないほどの深い心労もあったしたのではと推察します

それにしても、追悼ビデオを見ているとよきライバルだった柏戸も美しい身体をしていましたね今の角界でいえば白鵬が群を抜いて柔らかで美しい(両横綱“柏鵬”からとった四股名に相応しいなあ

幼い頃からの厳しい肉体労働を通して自然に鍛え上げた身体が基礎になっていた古きよき時代は過ぎ去って、その名残がモンゴル力士たちの身体に僅かに残っている感じがします

「筋力万能主義」という間違った近代トレーニングとちゃんこ以外の肉偏重の食事への変化が力士たちの美しい姿を消し去ってしまった

そんなことをふと考えてしまいました


大相撲ファンのひとりとして大横綱大鵬のご冥福をお祈りします

ありがとう、大鵬



今日も一日
みんな
笑って
微笑んで


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