2014年11月

2014年11月25日

f2007443.jpg「 寝てるときに起きて仕事をしてて
  起きてるときに寝て仕事してないもの
 何~だ?」

「 お店のシャッター!」


大正8年(1919年)創業でもうじき白寿を
迎える老舗の肉屋が町田にあります

炭火焼きの焼豚で有名な店で確かに美味いし
店の看板おばちゃん達も元気で愛嬌がある!

すっかり流行作家になった三浦しをんの
作品「まほろ駅前多田便利軒」が
数年前に映画化され私も観ましたが、
映画の中で事務所になっている建物も
この肉屋のすぐそばにあります

今回、
たまたま近所を通りがかったので焼肉でも
買って帰ろうかと思いましたが残念ながら
店は閉まっていました

その代わり、こんなに愛嬌ある絵が
シャッターに描かれているのを発見しました

どの街にもある商店街がシャッター通りにならず
絵でも和ませてくれるくらい元気な商店街で
ずっとあって欲しいと、ふと思いました

皆さん、
是非とも地元の商店街を応援しましょう!


今日も一日
みんな
笑って
微笑んで


2014年11月24日

ebf07c3c.jpg平成11年(1999年)以来15年ぶりの
千秋楽での優勝争いとなった大相撲九州場所、

白鵬が圧倒的な速さ強さで鶴竜を一蹴して、
大鵬がもつ幕内優勝32回の大記録に
43年ぶりでついに並び追いつきました!

涙を浮かべながら表彰式で

“15年前に62㌔だった小さい少年(白鵬)が
ここまでくるということは誰も想像しなかった
と思います。。。

この国の魂と相撲の神様が認めてくれたから。。。
天皇陛下に感謝したいと思います。。。”

と初めて長い挨拶をした白鵬には
深い思い、感慨があったのでしょう

まさに鬼の目にも涙、白鵬の目にも涙です

おめでとう白鵬!

本場所の展開は、
いつも通り白鵬の独走かと思っていたら
少し不安定だった序盤戦で横綱が
六日目に好調高安に敗れ鶴竜が十日まで
土つかず、横綱昇進四場所目の優勝なるかと
期待を持たせたが11日目に稀勢の里に
13日にも日馬富士に敗れ2敗
千秋楽で白鵬と本割で優勝をかけた
対戦となったが一枚も二枚も上手の白鵬の
速攻であっけなく勝負がついた

三賞は

○ 殊勲賞 高安 10勝5敗
白鵬と日馬富士を破っての二金星で大活躍
来場所はおそらく新三役、大暴れを期待したい!

○ 敢闘賞 栃ノ心 11勝4敗 、旭天鵬 10勝5敗
怪我で幕下まで落ちて地獄を見た栃ノ心が
故障前よりずっと強くなって戻ってきた!
40歳最年長力士旭天鵬の活躍とこぼれる
笑顔がいいなあ、最年長記録も伸ばして欲しい!

○ 技能賞 該当力士なし

あらためて、
大記録を達成した白鵬におめでとう!
これからも前人未到の記録に挑戦して欲しい

一年間楽しませてもらいました
力士の皆さん、まずはゆっくり休んで
益々精進をしてガチンコの取組で来年も
大相撲ファンを楽しませて下さい


最後になりますが立呼び出しとして
長く結びの一番の呼び出しを務めてきた
秀男さんの有終の美の場所にもなりました
46年間ご苦労様でした


今日も一日
みんな?
笑って
微笑んで

追記:

千秋楽の幕内上位陣の取組を少しだけ。。。

宝富士(8勝7敗)は隠岐の海(8勝7敗)を
破って勝ち越し、身体も太り強くなった!
来場所、新三役の可能性もありか

栃煌山(8勝7敗)は千代鳳(6勝9敗)に
勝って勝ち越し、来場所は三役に返り咲きか

新小結勢(6勝9敗)は魁聖(7勝8敗)に
敗れて来場所は平幕、自力はついたから
三役復帰目指して頑張って欲しい

照ノ富士(8勝7敗)が大相撲のすえ
新関脇逸ノ城(8勝7敗)を破った
逸ノ城以上に照ノ富士の将来が楽しみ!

碧山(8勝7敗)は豊ノ島(7勝8敗)を
破って関脇を守った

豪栄道(5勝10敗)は稀勢の里(11勝4敗)に
負けてカド番

日馬富士(11勝4敗)は横綱の意地で
琴奨菊(6勝9敗)を圧倒、大関はまたカド番

白鵬(14勝1敗)は厳しい攻めで
鶴竜(12勝3敗)を圧倒


2014年11月23日

2d36ba4c.jpg「 Think in the morning.
  Act in the noon.
  Eat in the evening.
  Sleep in the night. 」

     ( William Blake )

( 朝に想い、
  昼に汗し、
  夕べに食し、
  夜に眠る )
   (定張豚訳)

どこかでメモ書きした紙きれが出てきました
ウィリアム・ブレイクの詩が書かれています

簡潔な言葉ですが彼の思いが
しみじみと伝わってきます

私としては遊び心で
“Think”とあるところを“Pray”(祈る)に
置き換えてみたくもなりますが。。。

自然とともにあり四季の移り変わりに
逆らわず生きる姿勢が見えてきます

想い(祈り)、汗をながし、日に一度の食を
感謝していただき夜は静かに床につく

私たち人間の日々の暮らしのあるべき姿が
平易な言葉で過不足なく綴られているように
私には読みとれます

今日は勤労感謝の日、日々汗を流し働く
人々に感謝する日でありますが
日々勤労ができるわが身を感謝する
そういう日でもあって欲しいと願います

そういえば、
今日はむかし新嘗祭(にいなめさい)と
呼ばれた日です、五穀豊穣、自然の恵みに
感謝する日であることも思い出しておきます

感謝!多謝!


今日も一日
みんな
笑って
微笑んで


2014年11月22日

6657dc44.jpg「 いままでひとの年齢(とし)きいて、
 八十なんていわれると、
 へえっと思ったもんだけど、
 こんだ自分でね、その八十ンなっちまって、
 八十になりゃ、たいてい参っちまうもんだけど、
 参らないから、まごまごすると、
 九十まで生きちまうかも知れない。

 でもね、最近はよく、
 冥土(めいど)へ行った夢見るんです。
 ええと、ここが冥土なんだなって、
 そんな夢を見てる。じっさい、ここまでくると、
 どこまで生きりゃいいんだって、
 いいたくなっちまう。ねえ、つまんないもう。
 いつもそう、なんかあると、ああ面倒くせえ、
 はやく参っちめいてえなって。
 けど、こればかりはね、まさか、
 刀持ちだし腹ァ切るわけにもゆかないし、
 だいいち、そのう、ああいうことは
 やりつけないから、上手くいく気づかいがない 」

(『人間臨終図巻』から古今亭志ん生・五代目 331~332頁 )


高倉健さんが他界したことで今は追悼番組や
追悼特集があちこちで放送されているようです

テレビを見ない私は山田風太郎の

『人間臨終図巻』

を引っ張り出してきて独り読み返しました

健さんと同い年(83歳)で死んだ12名を
風太郎は取り上げています

「 天の時は地の利にしかず
 地の利は人の和にしかず人 」
「 往(さ)る者は追わず来るものは拒まず 」
ほか数多くの言葉を残し故郷で隠遁死した孟子

「 窓を一つ開けてくれ。明かりが
 もっと這入(はい)るように 」
 と最後の詞を残して死んだ文豪ゲーテ

「 黒い光が見える 」と言って死んだ
超人的な好色漢の文豪ユゴー

「 余にもこれから先、ただいちどだけ
 幸福な日が来る。それは、寝て、
 ふたたびさめぬ日だ 」と言って死んだ
鉄血宰相ビスマルク

両眼を失明し脳溢血で死んだ生涯独身の画家ドガ

富山の百姓から一代で安田財閥を築きあげながら
暴富を憎んだ男に刺し殺された安田善次郎

十六年の闘病生活を不屈不撓の意志で耐え
最後は自らの意志で安楽死をとげたフロイト

「 自分が死ねば、世界も宗教も、神そのものも
 消滅するのだ 」と言いながら
牧師の聖書、賛美歌の前で「アーメン」を
唱えて死んだ正宗白鳥

「 私は妻にさようならをいいたいのだ 」と言って
死んだミッドウェー海戦、太平洋戦争で
活躍した米海軍指揮官スプルーアンス

生涯飲む打つ買うの道楽をやりつくしながら
極楽往生をとげた古今亭志ん生・五代目

老衰とパーキンソン氏病におかされて
最後は脳溢血で死んだ毛沢東

老衰の果て腎不全で寂しく死んでいった
「時代劇映画の父」伊藤大輔

83歳で逝った人々にも当然ながら
さまざまの死があります
ここに上げることのない無数無名の
人々にもそれぞれの死があります

高倉健さんの死の報道を聴いて今回も
死について(ということは生について)の
想いをめぐらすことが出来ました

あらためて
健さんのご冥福をお祈りいたします

合掌


今日も一日
みんな?
笑って
微笑んで

追記:

添付した写真はつい最近出かけた寄席で
紙切りの林家正楽に切ってもらった

「高倉健」

です

正楽には意地悪なそれでいて話題性のある
お題を出し困らせるのですが見事に
応えてくれる芸にはいつも感心します


2014年11月21日

0badeacf.jpg「 大きな角をした荷を引くトナカイ
 角は背中の上まで伸びていた
 黒いトナカイ
 最初の一キロは
 トナカイの頭を後ろに
  引っ張っておこうとした
  でも手をゆるめると
  トナカイは頭をもたげ
  すると周りに雪が舞った
  トナカイは叫んだ:
  走らせろ 走らせろ
  もし俺についてこられるものならば
  皆は道端のように取り残された 」

( 「荷を引くトナカイのヨイク」伊勢丹HPより )


今月の新宿伊勢丹店前のギャラリーは
とても充実した内容になっています

太陽の新生を祝う“冬至祭”がキリスト教に
取り入れられクリスマスの行事が
生まれてきたとはよく知られていますが。。。

クリスマス・シーズンが近づいた今
新宿伊勢丹店前のギャラリーには
北欧先住民族サーミ(Sapmi)の人々と
彼らの無伴奏の民族音楽ヨイク(Yoik)が
絵本作家ミロコマチコさんの作品を通して
展示されていて一見の価値があります

新宿まで足を伸ばせない方もご安心下さい
伊勢丹HPを訪問したらギャラリーが見られます
加えてヨイクの歌声までお聴きになれるように
なっています

唄われている言葉も内容は分かりませんが
じっくり耳を傾けていると一年に200日以上
雪に閉ざされた激寒の地に永く生き延び
万物に宿る精霊を信仰してきたサーミの人々の
自然と生き物を謳歌するかのような
独特な力強い声がしみじみ伝わってきます

ギャラリーを眺めながらヨイクを聴いていて
私はもう見ることの出来なくなった
アイヌの人々の暮らしとカムイユーカラを
ふと思い浮かべてしまいました

トナカイ遊牧を続けるサーミの人々が
八つの季節「春冬」「春」「春夏」「夏」
「秋夏」「秋冬」「冬」を区別しながら
極北の厳しい環境に適応して生き延びて
きたことも今回初めて知りました

いったい彼らはいつまで彼らの暮らしを
守り継いでいくことが出来るのか?

これでもかこれでもかと地球を痛めつけ
環境を破壊し傲慢な暮らしをしてきた
私たちが答えなければならない問いだと
私は感じています

“Life is a Gift”
(せかいのすべてが、おくりもの)

と綴られた旗が展示とともにはためいて
いましたが

生きとし生けるものの多くの“贈り物”を
横取りし続けてきた私たちがそれを
彼らや地球にお返しすることが本当に
出来るかどうかが問われています


今日も一日
みんな?
笑って
微笑んで