2012年11月
2012年11月21日
今の時期、コスモスが庭にも公園にも幼稚園にも畑のわきにも河辺にもあちこちに咲いています
コスモスと言えば。。
「花っこ(コスモスのこと)は死んだものの顔だでやぁ」
水上勉原作『釈迦内柩唄(しゃかないひつぎうた)』の舞台でおんぼ(埋葬火葬の仕事)だった父親の言葉をふり返る娘ふじ子の台詞を思い浮かべます
コスモスと言えば。。
「姉はコスモスが大好きであった」「これは宇宙の花だよ。だから世界中どこにも咲いているっていうのよ」
昭和一桁の年、不景気のどん底にあった日本、小さな風呂敷包みを抱えてコスモス畑を歩いて村を出、仕事が見つからず自死を選んだ姉をふり返っていた遠藤太禅(禅僧)を思い浮かべます
コスモスと言えば。。
「我々は星屑でできている」
昔読んだカール・セーガンの「コスモス(Cosmos)」を思い出します
コスモスと言えば。。
「薄紅のコスモスが秋の日の、何気ない日だまりに揺れている。。」
山口百恵が歌った「秋桜」もありましたね影のある上手い歌手だったなぁ
みなさんはコスモスに何を思い浮かべますか?
今日も一日
みんな
笑って
微笑んで
コスモスと言えば。。
「花っこ(コスモスのこと)は死んだものの顔だでやぁ」
水上勉原作『釈迦内柩唄(しゃかないひつぎうた)』の舞台でおんぼ(埋葬火葬の仕事)だった父親の言葉をふり返る娘ふじ子の台詞を思い浮かべます
コスモスと言えば。。
「姉はコスモスが大好きであった」「これは宇宙の花だよ。だから世界中どこにも咲いているっていうのよ」
昭和一桁の年、不景気のどん底にあった日本、小さな風呂敷包みを抱えてコスモス畑を歩いて村を出、仕事が見つからず自死を選んだ姉をふり返っていた遠藤太禅(禅僧)を思い浮かべます
コスモスと言えば。。
「我々は星屑でできている」
昔読んだカール・セーガンの「コスモス(Cosmos)」を思い出します
コスモスと言えば。。
「薄紅のコスモスが秋の日の、何気ない日だまりに揺れている。。」
山口百恵が歌った「秋桜」もありましたね影のある上手い歌手だったなぁ
みなさんはコスモスに何を思い浮かべますか?
今日も一日
みんな
笑って
微笑んで
2012年11月20日
東京では一昨日18日に今年最初の木枯らしが吹きましたが昨晩もしっかり寒かったですね~今朝早くももちろん寒かったなあ~
そんな中、昨晩は新宿花園神社の二の酉(前夜祭)に出かけてきました
威勢のいい縁起ものの手締めをしてもらったお客さんが嬉しそうに大小様々の飾り熊手を掲げて参道を歩いている様子を見ているだけでも気分がいいものですね~
人出が多くて前に進むのも大変でしたが露店の食べ物を頬張(ほおば)りながら進む人がいたり切り山椒をたくさん買っている人がいたり露店のテーブルで呑んでいる人がいたりして賑やかでいいものです
今年は今日20日の二の酉(本祭)までですが、終わったらもう師走ですね
今年も残すところ一ヶ月余りですが、皆々様が元気で年を越され、飾り熊手の功徳で新年に向けてたくさんの幸や福徳をかき集められますように?
今日も一日
みんな
笑って
微笑んで
そんな中、昨晩は新宿花園神社の二の酉(前夜祭)に出かけてきました
威勢のいい縁起ものの手締めをしてもらったお客さんが嬉しそうに大小様々の飾り熊手を掲げて参道を歩いている様子を見ているだけでも気分がいいものですね~
人出が多くて前に進むのも大変でしたが露店の食べ物を頬張(ほおば)りながら進む人がいたり切り山椒をたくさん買っている人がいたり露店のテーブルで呑んでいる人がいたりして賑やかでいいものです
今年は今日20日の二の酉(本祭)までですが、終わったらもう師走ですね
今年も残すところ一ヶ月余りですが、皆々様が元気で年を越され、飾り熊手の功徳で新年に向けてたくさんの幸や福徳をかき集められますように?
今日も一日
みんな
笑って
微笑んで
2012年11月19日
前にも紹介した新宿西口にある満来でまたまたラーメンを食べました
毎月定期的に通う場所があって、その途中に店があるためブラックホールの前の星?のように吸い込まれ入ってしまいます
もう何十年前から通う目黒のとんかつ「とんき」を彷彿させる清潔感あふれるラーメン屋だからということもあります
オープンな厨房内で三人の店員がキビキビと動くさまも「とんき」さながらで眺めていて気持ちがいいからということもあります
でも、何と言っても、ラーメンが昔ながらの醤油味で臭みのないチャーシューも旨いこと、麺は少し縮れて幾分柔らかめですが、普通盛りでも大盛りで美味しいからというのが一番の理由です
わたしにとってはラーメン屋版「とんき」という感じでしょうか
そういえば「とんき」はとん(豚)とご無沙汰だなあ店の会計担当のお婆ちゃんまだお元気かなあ?(このお婆ちゃんが、わざわざ店の前で掃除をするふりをしてトンカツソースと飴玉をこっそり渡してくれたこともあったなあ)また会いに行こう~っと
ブヒブヒブヒブヒ
今日も一日
みんな
笑って
微笑んで
毎月定期的に通う場所があって、その途中に店があるためブラックホールの前の星?のように吸い込まれ入ってしまいます
もう何十年前から通う目黒のとんかつ「とんき」を彷彿させる清潔感あふれるラーメン屋だからということもあります
オープンな厨房内で三人の店員がキビキビと動くさまも「とんき」さながらで眺めていて気持ちがいいからということもあります
でも、何と言っても、ラーメンが昔ながらの醤油味で臭みのないチャーシューも旨いこと、麺は少し縮れて幾分柔らかめですが、普通盛りでも大盛りで美味しいからというのが一番の理由です
わたしにとってはラーメン屋版「とんき」という感じでしょうか
そういえば「とんき」はとん(豚)とご無沙汰だなあ店の会計担当のお婆ちゃんまだお元気かなあ?(このお婆ちゃんが、わざわざ店の前で掃除をするふりをしてトンカツソースと飴玉をこっそり渡してくれたこともあったなあ)また会いに行こう~っと
ブヒブヒブヒブヒ
今日も一日
みんな
笑って
微笑んで
2012年11月18日
ポレポレ(Pole Pole)
朝晩が大分寒くなってきましたがカラダもココロもしっかりと温めてお過ごしでしょうか
さて、私は映画が好きで自宅や映画館でよく観ます
『流・ながれ』
もつい最近観てきました
絶滅に瀕していた植物(カワラノギク)を誰にも頼らず自らの力で蘇らせた老人と、ダム建設前後の川の生態を長年にわたり観察し自然界を見つめてきた元教師、この二人を十年間撮り続けた美しい映像のドキュメンタリー映画です
怒ることなく諦めることなく自らが善しと信じることを自力で弛(たゆ)まず淡々と実践してきた老人たちには強い説得力があったなあ
数々のドキュメンタリー映画を上映する「ポレポレ東中野」にふさわしい映画でした
何故か?ポレポレとはスワヒリ語で「ゆっくり、ゆっくり」という意味だからです
私も自ら善しと信ずることを長い時間をかけてでも「ゆっくり、ゆっくり」実践していきたいと思います
アサンテ・サーナ(Asante sana)(スワヒリ語で「ありがとうございます」)
今日も一日
みんな
笑って
微笑んで
は映画に登場する川(中津川)の水を使って描かれたあぶり絵です
朝晩が大分寒くなってきましたがカラダもココロもしっかりと温めてお過ごしでしょうか
さて、私は映画が好きで自宅や映画館でよく観ます
『流・ながれ』
もつい最近観てきました
絶滅に瀕していた植物(カワラノギク)を誰にも頼らず自らの力で蘇らせた老人と、ダム建設前後の川の生態を長年にわたり観察し自然界を見つめてきた元教師、この二人を十年間撮り続けた美しい映像のドキュメンタリー映画です
怒ることなく諦めることなく自らが善しと信じることを自力で弛(たゆ)まず淡々と実践してきた老人たちには強い説得力があったなあ
数々のドキュメンタリー映画を上映する「ポレポレ東中野」にふさわしい映画でした
何故か?ポレポレとはスワヒリ語で「ゆっくり、ゆっくり」という意味だからです
私も自ら善しと信ずることを長い時間をかけてでも「ゆっくり、ゆっくり」実践していきたいと思います
アサンテ・サーナ(Asante sana)(スワヒリ語で「ありがとうございます」)
今日も一日
みんな
笑って
微笑んで
は映画に登場する川(中津川)の水を使って描かれたあぶり絵です
2012年11月17日
「幸せ」は佃煮にするほど世の中では論じられていて、さらに佃煮の材料を提供するのは愚の骨頂だとは知りながら。。
定休日に寄席を開いて安い木戸銭で噺好きを楽しませ若い噺家にはたらふく焼き肉を食べさせて26年になる焼肉店の女将さんがいます
この女将さんの心配り気遣いが半端ではありません
どんなに忙しくても初めての客には懇切丁寧に案内し、夏には扇風機冬には床暖房が効いてるか聞いて回って確認し、下戸の客には熱いお茶を注いですすめ、高座は準備万端か調べ、何か頼まれればどんな時にも敏速丁寧に対応してコマネズミのように駆け回る
「幸せ」とはこのことだと出逢ったときに直感したのを今もはっきり覚えています
幸せな人というのは何よりも他人を幸せにする人のこと自分のことを全て忘れ捨てて他人のことのみ考え実行する人のこと
私利私欲、私だらけの私が神の啓示を受けて悟ったのだから間違いありません
女将さんのそばで客の笑いは絶えず、噺家はのびのび噺ができて、会場は和やかな雰囲気で満たされます
今日も一日
みんな
笑って
微笑んで
は女将さんが毎回用意してくれている庭の草花
定休日に寄席を開いて安い木戸銭で噺好きを楽しませ若い噺家にはたらふく焼き肉を食べさせて26年になる焼肉店の女将さんがいます
この女将さんの心配り気遣いが半端ではありません
どんなに忙しくても初めての客には懇切丁寧に案内し、夏には扇風機冬には床暖房が効いてるか聞いて回って確認し、下戸の客には熱いお茶を注いですすめ、高座は準備万端か調べ、何か頼まれればどんな時にも敏速丁寧に対応してコマネズミのように駆け回る
「幸せ」とはこのことだと出逢ったときに直感したのを今もはっきり覚えています
幸せな人というのは何よりも他人を幸せにする人のこと自分のことを全て忘れ捨てて他人のことのみ考え実行する人のこと
私利私欲、私だらけの私が神の啓示を受けて悟ったのだから間違いありません
女将さんのそばで客の笑いは絶えず、噺家はのびのび噺ができて、会場は和やかな雰囲気で満たされます
今日も一日
みんな
笑って
微笑んで
は女将さんが毎回用意してくれている庭の草花