2011年09月

2011年09月25日

d10ccc80.jpg日々の暮らしの中で努めていることがあります


等しく見ること

近づき過ぎず遠ざかり過ぎないように(時間の上でも距離の上でも)見ます

等しく眺めること

大好きにならず大嫌いにもならないように眺めます


深い悲しみや耐えられそうにない痛み苦しみを前に私がつぶれてしまわないように

有頂天になる出来事や舞い上がってしまう幸運が訪れて我を忘れてしまわないように


すべてを等しく見るように心がけています

世界を等しく眺めるように心がけています


簡単なようで難しいですが、今日も明日も明後日も。。。

すべてを等しく
世界を等しく



今日も一日
みんな
笑って
微笑んで


2011年09月24日

8fc551ec.jpg水は時に津波となりあるいは大雨になって私たちの暮らしに甚大な被害を与えます

しかし水は私たちにとってかけがえのない命の源でもあります

大岡信が故郷の静岡県三島を想って『故郷の水へのメッセージ』という題で詩を書いています

「 地表面の約七割は水
  だからだらう 人体の七割も水
  われわれの最も深い感情も思想も
  水が感じ 水が考えてゐるにちがひない

  水が地下から躍り出るこの湧水は
  地球の子である生きものにとつて
  母なる大地の乳ほとばしる
  最初の吸ひ口 
    ・
    ・
    ・   」

三島は豊かな“水の町”です

富士山に積もった雪がとけ地下に伏流しいつか清冽な湧き水となってあらわれてくる“真清水(ましみず)の町”です

詩人は不思議なことを発見するものだと読んでみて感心します

なるほど

私たちが考えているのではなくて、水が私たちに代わって考えているのです

私たちが私たちというよりは水が私たちそのものなのです



今日も一日
みんな
笑って
微笑んで


2011年09月23日

7c2dadb4.jpg大型台風15号もようやく去ったようですが記録的な暴風雨の被害にあわれた皆様には心よりお見舞い申し上げます


さて。。。

今日は、お彼岸の中日、東京地方は爽やかな朝を迎えました如何お過ごしでしょうか?



「 死の側(がわ)より照明(てら)せばことにかがやきてひたくれなゐの生(せい)ならずやも 」

歌人斎藤史(さいとう・ふみ)の短歌です

1936年の2・26事件の反乱幇助不当罪で位階勲功を剥奪された父を持ち反乱罪で銃殺刑に消えた青年将校を幼なじみの友とした女性です

死の側から眺めたら小さな存在でしかない私でもひたくれなゐに輝き眩(まばゆ)いほどの生を享受している それを私はしっかりと受け止めているだろうか?

多くの人の様々な死(それも不本意で不条理な死)を間近に見、深い悲しみを胸にしまったまま逝った斎藤史さんの歌が魂を揺さぶります



今日も一日
みんな
笑って
微笑んで

追記:
読んで下さったブロ友さんにはお彼岸ですので(?)私の自画像をご披露します

いつかはきれいさっぱり土に還っていく私がお分かりになるでしょうか

ひょっとしたらみなさんも。。。


2011年09月22日

b9fc3325.jpg花屋さんの前で丁寧な説明を見つけましたこんなサービスをしてくれるのはありがたいなぁ

木令(木へんに令と書いて“あくしば” 別名姫榊(ひさかき))
榊より小柄なために姫榊とも呼ばれ神事仏事に用いられます

榊(さかき)
日本に古くからあり神事には書かせない植物 漢字も純粋な和製文字です

樒(しきび、あるいは、しきみ)
一説によれば鑑真和尚が日本に持ってきたそうで仏事によく使われます


イヌイット(エスキモー)は数十種類の雪を区別すると聞いたことがありますが神事仏事に欠かせない常緑樹の葉にもいろいろありますね

いろいろある緑ですがいずれも永久(とわ)に繋がっていく命(いのち)への願いを見る思いがします


今日も一日
みんな
笑って
微笑んで


2011年09月21日

6b5185f5.jpg台風15号の直撃で大変な思いをなさっておいでの方々も多いのではないかと思います

お見舞い申し上げます

さて。。。

昨日の彼岸の入りで急に秋らしくなりました



百間廊下

朝晩二回、水と雑巾とだけで百年間、一日も休まずに拭かれ磨かれた廊下は燻し銀のように輝いています

この廊下を裸足で歩くのが私は好きです

単純なことであっても休まずにたゆまずに愚直に続けることで到達できる境地には何ものにも代え難い輝きがある


廊下を歩きながら繰り返し気づかされます



今日も一日
みんな
笑って
微笑んで