2011年09月

2011年09月30日

6f09231e.jpg映画『鬼が来た!』(鬼子來了!)を初めて観たときからの香川照之ファンです

『ゆれる』や『嫌われ松子の一生』や『トウキョウソナタ』『劍岳 点の記』などなど沢山の映画を観てきたなぁ

本格的な男性俳優が登場してきたと喜んでいたら今回は「市川中車」を襲名して歌舞伎界にデビューすると知って驚きました

長く絶縁状態にあった父親猿之助との同居を始めた香川の46歳での歌舞伎界入り

そこには並々ならぬ想いがあるに違いありません

この年齢で一からの修業ということは想像も出来ない困難や苦労も待ち受けているでしょうが心から応援します


それにしても。。。

どの世界にあっても何をしていても年齢性別にかかわらず“覚悟”の人はひとを強く揺さぶらずにおかないものがあります



今日も一日
みんな
笑って
微笑んで


2011年09月29日

5de86e06.jpg大関琴奨菊(福岡県柳川市)が正式に誕生しました おめでとう新大関

     

大関魁皇(福岡県直方市)引退後、ひと場所おいての日本人大関誕生、しかも福岡県出身の新大関というのが重ねてめでたい

     

ふるさと出身力士のお国自慢になってしまいましたが大関候補の鶴竜(モンゴル)幕内最高齢の旭天鵬(モンゴル)今場所大活躍の臥牙丸(グルジア)今場所は散々だった魁聖(ブラジル)らもしっかり声援してます

     

将来的には大相撲が日本の“ウィンブルドン”になって世界中の力持ちが相撲を通じて日本をよりよく理解してもらえる場になればいいなと私は思ってます

     

一年を締めくくる九州場所での新大関の益々の活躍を期待します加えて、来場所大関昇進を狙う稀勢の里、新三役確実の豊真将、今後に期待のかかる若手力士隠岐の海、北太樹、栃乃若らの躍進も大いに期待します

     



今日も一日
みんな
笑って
微笑んで

追記:

大関昇進伝達式の口上で琴奨菊は宮本武蔵の『五輪書』から引用した「万里一空」を使ったそうです。口上というよりは世界中がひとつの空でつながっているイメージが伝わってきて秋晴れの空と琴奨菊の満面の笑みに似合っています


2011年09月28日

e42d1e9b.jpgなじみのない街を歩いていて奇妙な営業時間を掲げている店を見つけました

  夕方 5:03 から
  夜 12:23 まで

と店前に表示してあったのです

気になったのでまだ準備中のところ失礼ながら店内に入って尋ねてみました

店の電話番号を使って営業時間を選んだのだそうです


なるほど謎が解けました

素晴らしいアイデアですね

こういうユーモアが私は好きです



今日も一日
みんな
笑って
微笑んで

余録:

現在使われているコンピューターを動かすために採用されている方式はフォン・ノイマンという天才数学者が考え出しました

記憶装置にプログラムとデータを同一視して内蔵する方式ですが、この原理は電話番号と営業時間を同一の場に埋め込む発想と共通していて面白いですね


2011年09月27日

18b5e1c8.jpg野田佳彦総理大臣は就任直後、側近議員らに

① 余計なことは言わない、しない
② 派手なことをしない
③ 突出しない

という安全運転三原則を指示していたそうです

可笑しくてつい三猿を思い浮かべました

「 見ざる
  聞かざる
  言わざる 」

日光東照宮の三猿が有名ですが知らない人がいないくらい有名な格言ですね

視覚的にも愛嬌があって幼い子どもでもすぐに覚えますが大人になっても難しくて実行できない


猿が登場して日本語のしゃれが効いてて日本独特のものかと思いきや、さにあらず、世界中にあるようです

ラテン語で

“Audi, vide, tace, si vis vivere in pace.”
(聞いて、見て、黙せよ、平和に暮らすことを欲するならば)

という格言があるそうです

三猿もいいけれどこれもなかなか味わいがあります

我慢して見ないのではなくよく見て、辛抱して聞かないのではなくよく聞いて、その上で黙するようにと教えているようです

私家版には三猿ではなく一猿(言わ猿)を私は愛用しています

「 見よ、
  聞け、 そして
  黙せよ 」



今日も一日
みんな
笑って
微笑んで


2011年09月26日

7ac7948b.jpg知らない街を歩いていたときのことです

いい匂いがするなぁと近づいてみたら昔懐かしい畳屋さんの藺草(いぐさ)の匂いでした

どこにでもあった畳は私たちの暮らしから随分減ってきた感がありますが日本の風土にぴったり、先人の智恵は大したものですね

畳屋さんで寡黙な新米畳職人にも会えました

彼(彼女?)は休みも取らず精確な動作でずっと働き続ける働き者です

店の旦那さんに聞くとお客さま宅で畳替えをすることは(お寺さんなどを除いては)殆どなくなったそうです 店に持ち帰って新米職人を活用するのだそうです

そう言えば畳職人が器用に肘を使いカラダを使って汗いっぱいになって畳替えをする光景は確かにもう見なくなりましたね

店の奥に神棚(の右上)だけは昔と変わらず飾ってあって少し安心しました

新米職人がどのようにして手を合わせて毎朝挨拶するのか是非見てみたかったなぁ



今日も一日
みんな
笑って
微笑んで


余録:

店では突貫作業で福島県の被災地の仮設住宅用に畳を作っているところでした頼りになる新米職人です

一日も早く新しい畳が被災者の方々のもとに届きますように